日常生活の中で、ふとした時に視界に入る指先が綺麗だと、気分があがりますよね!そこで今回は、爪を綺麗に伸ばすための基礎知識をはじめとして、自爪を早く伸ばす方法を説明します。
爪はどのくらいのスピードで伸びるのか
手の爪と足の爪では伸びるスピードが違う
足の爪がなかなか伸びない、と感じたことがあるかたが多いのではないでしょうか。
実は、足の爪より手の爪の方が早く伸びます。
■爪の伸びるスピード、長さ
手の爪 | 足の爪 | |
1日あたり | 0.1mm | 0.05mm |
1か月あたり | 3.0mm | 1.5mm |
手の爪は足の爪に比べ、約2倍のスピードで伸びると言われています。それは、爪の伸びるスピードには「新陳代謝」が関係しているからです。足の爪に比べ、手の爪のほうが使う頻度が高く、新陳代謝が良いため早く伸びやすい傾向にあります。
爪全体が生え変わる為に必要な時間
爪が何かに当たったり、大きな力がかかってしまうなどといった思わぬトラブルにより、爪が指から剥がれてしまったりした経験がある方もいらっしゃるかと思います。ついつい気になって毎日指先を観察していても、なかなか伸びずに心配になることもあるでしょう。
爪全体の生え変わりには
手の場合・・・約半年
足の場合・・・約1年 の時間がかかると言われています。
前の説明でもあるように、足の爪は手の爪に比べて伸びるスピードが遅いです。根気強く生え変わりを待ちましょう。
爪が伸びやすい条件
条件①:年齢
年齢や季節によって伸びる速さは違います。通常手の爪の伸びは、19歳までは逐年的に増加し最大となります。20歳頃で1日に約0.1ミリ伸びます。50歳代では幼児の伸びに劣るようになり、さらに年齢とともに減少を続けます。
条件②:季節
夏は自然に代謝が良くなるため、最も伸びるスピードが速く、逆に冬は体が冷えやすく代謝も悪くなる傾向があり、伸びるスピードが下がってしまいます。
条件③:性別
女性より男性の方が基礎代謝が高いため、伸びるスピードが速いです。
条件④:その他
小指の伸びが最も少なく他の手指の伸びはほとんど一緒ですが、その中でも中指が最大であるとの報告があります。
【実践】爪を速く伸ばすための方法 4選
方法①:ネイルオイル(キューティクルオイル)で保湿
ネイルオイルとは、「キューティクルオイル」ともよばれるネイルケアアイテムのひとつです。
コロナ禍での頻繁なアルコール消毒や手洗いにより、指先が乾燥している方が多いのではないでしょうか。指先の乾燥は健康な爪を育てる上で絶対NGです。
ネイルオイルは爪への栄養補給と保湿の両側面を持っている便利なアイテムです。
「爪の生え際の半月形」と「爪の裏側のハイポ二キウム※」にネイルオイルを適量のせ、指で馴染ませるようにマッサージ感覚で浸透させましょう。
なお、ネイルケア(不要な甘皮を処理)後にネイルオイルを塗ると、浸透しやすくより効果的です。
あわせて読みたい:【初心者向け】セルフネイルケアのやり方解説
※ハイポニキウムとは
爪の裏側と指の間にある皮膚のことです。ハイポニキウムが育つと、ネイルベッド(爪のピンクの部分)の面積が広くなり、指先が綺麗に見えるだけでなく、爪と皮膚の間に細菌が入るのを防いでくれます。
方法②:ハンドクリームでマッサージ
ネイルオイルで爪まわりのケアをすることの他に、ハンドクリームで手全体の保湿を行うと、より効果的です。ハンドクリームを手全体に馴染ませる際に、ハンドマッサージをすることで新陳代謝・リンパの流れが活発になり、爪が速く伸びる効果が期待できます。
方法③:新陳代謝を上げる
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水素入浴料の中でもトップクラスの高濃度水素を発生します。肌成分であるフルボ酸が高配合。
使った後の保湿と保温効果が抜群です!入浴後はツルツルもっちりお肌に。
爪をはやく伸ばす為には新陳代謝のアップは不可欠です!
新陳代謝をアップさせるためのおすすめ方法を列挙します。
- ストレッチ
- 運動する
- お風呂にゆっくりとつかる
- 水分をこまめにとる
- ストレスを溜めない
基礎代謝はすぐに高くなるものではありません。続けやすい方法から無理なく始めて徐々に増やしていくことが大事です。
方法④:食べ物やサプリメントで栄養をとる
爪はケラチンと言うタンパク質でつくられています。食べ物やサプリメントでタンパク質・ビタミン・鉄分といった栄養素をとることが重要です。
しかし、いざ必要な栄養素を毎日・毎食、となると仕事が忙しかったり、毎日の買い物や献立が大変だったりと、食べ物での摂取がなかなか難しいのではないでしょうか。そのような方は、サプリで補うなどを検討してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?早く爪を伸ばしたいときには、ぜひご紹介した爪を伸ばす方法を試してみてください。早く爪を伸ばしても、薄かったり縦線が入ってしまった爪だと残念ですよね。薄い場合は折れたりヒビがはいってしまう原因にも繋がってしまうので、爪に必要な栄養を取ることも忘れないようにしましょう。