私の深爪歴は、約20年です。
いつ頃からかというのを思い出そうとしましたがはるか昔過ぎて、はっきりとした年齢の記憶が定かではないのですが、物心がついた時にはもう爪噛み癖のベテランでした。
最初は白いところがない程度でしたが、どんどん癖がエスカレートしていき小学校の高学年の頃には取り返しのつかないほど重度の深爪女子でした。
この記事は、そんな私が
どのようにして深爪を治し、
深爪が治ったことでどのように人生が変わったか
の経験談になります。
※赤裸々に書かせていただきますので、具体的すぎる内容もあります。生々しい表現もありますので、苦手な方は読み飛ばしていただければ幸いです。
重度の深爪とはどのような状態?日常生活は?
「重度」と聞いて、どのようなイメージをされたでしょうか。人によってイメージのずれがあると思うので、今回は私の基準として以下の区分でお話したいと思います。
区分 | 状態 |
軽度 | ネイルベッドの8割以上は爪がある状態 あと1,2mm伸びれば指先まで届き、白い爪になってくるであろう長さ |
中度 | ネイルベッドの6割~8割程度は爪がある状態 |
重度 | ネイルベッドの5割以下しか爪がない状態 場合によっては爪が陥没していることも |
※上記区分はこの記事内での区分であり、一般的とは異なる可能性があります。
↓深爪軽度のイメージ画像

人と違ったこと①:爪切りをちゃんと使ったことがない
重度の深爪だった私の当時の状況は
- 両手とに爪の長さはネイルベッドの1/3ほどしかない
- 噛み癖のせいで、爪先はギザギザでボロボロ
- 人差し指は特に触ってしまう癖があり爪が陥没していた
- 短くなればなるほど爪も薄くなり、二枚爪どころか気持ち的には三枚爪以上の状態
- ほとんどない爪がミルフィーユのように薄く重なっており、つい癖でどんどんめくってしまう
- めくりすぎた結果、細菌が入りミルフィーユ状の爪が化膿してしまっている
- 手洗い後は指先がジンジンと痛い、ひどい時は出血してしまい絆創膏が手放せない
など、書き出すとキリがないくらいひどい状態でした。そのため、ちゃんと爪切りを使用したことがありません。
なぜならば、爪切りで爪を切るほどの長さまで伸ばせない、言い換えれば「切れるほどの爪がない」状態だったからです。
今思い返すと、二度と戻りたくないですね。
人と違ったこと②:爪が気になり授業に集中できない
例えば授業中や宿題をやるときってペンを持ちますよね。私の場合は、その指先に力を入れないといけないその時間が耐えられません。
気になるとシャープペンシルの先で爪の側面と皮膚の間にシャープペンシルの先を差し込み爪をめくりました。
そうすることで無理矢理作った爪さかむけを、噛んだり毛抜きやピンセットでつかみ、可能な限りの爪をめくっていました。めくっていたものは爪というより、”爪のような薄皮”の方が表現としては近いですね。
人と違ったこと③:日常生活がとにかく不便
これだけの深爪だと、日常生活もただただ不便です。今でもはっきり覚えているくらい印象的だったものは
- 給食で出てくる牛乳瓶の蓋が開けられないので、箸を使ってテコの原理であける
- 痒いところが掻けない、指先で撫でている状態
- シールがめくれない
この3つです。
当時は牛乳瓶の蓋は紙でできており、つまみもなかったため、その紙を爪でめくってつまみを作り、蓋をあける、というものでした。
そのため、毎日給食で出てくる度に試練でした…。今思えば周りも深爪で開けられないことに気づいていたと思うんですが、やはり人に見られるのは恥ずかしかったんです。
周りのみんなは爪があるのでできるんですよね。でも私は爪がないから出来ない。
そして、周りのみんなにそれが伝わってしまうと、何か質問されたり注目を浴びてしまうかもしれないという恐怖心から、みんなが見ていない隙に/いかに自然に牛乳瓶の蓋を開けるか、の戦いでした。
年を重ねるにつれ、蓋がプラスチック性に変わり、つまみもついている仕様に変わった時は本当に嬉しかったです。
深爪を治そうとチャレンジしたものの失敗に終わったもの
これだけ不便で日常生活にも支障をきたしていたので、もちろん何度も治そうとしました。特におしゃれに気を使い始めた中学生の時から、活発にいろいろチャレンジしました。
ここからはその失敗事例をご紹介します。
失敗①:爪先をネイルファイルでケアする
当時の発想として、爪がボロボロで引っかかったり、見栄えが悪く気になるからつい触ってしまい深爪になる、という自分の中の仮説がありました。
ネイルファイルは中学生の頃のお小遣いでも買える程度であり、それを手に入れるためのお店も家の近くにドラッグストアがあったので、まずは試して見ようと行動しました。
結果は、数日間は意識的なもので持ち堪えられたものの、長続きはしませんでした。
失敗②:トップコート(マニキュア)を塗る
次の発想として、見栄えが悪い他に、爪が弱いからめくってしまうのではないか。トップコートを塗れば爪が強化され、その結果爪を伸ばせるのではないか、と思いつきました。
こちらも結果は同じく、数日間だけで終わりました。
実際にトップコートを塗ったところ、そもそも塗る面積が少なすぎることで、かえって見栄えが悪くなってしまいました。
また、本来期待していた爪の強化についても気休め程度で、思い描いていた効果にはつながらず失敗です。
失敗③:ネイルチップをつける
これまでの失敗例の反省を踏まえ、次に思い浮かんだのがネイルチップです。
逆に今までやってこなかったのは、ネイルチップは校則で禁止されており、また周りでもネイルチップをつけて学校に登校している人もいなかったので、高校を卒業するまではまだできなかった、というのが大きな理由です。
ネイルチップをつけると見栄えの悪い爪が隠せるほか、せっかくお金を払って購入したお気に入りのネイルチップをわざわざ剥がすことはしないだろう、と考えました。
しかし、こちらも結論としては失敗です。
ただ、今までと違うのが「接着剤(ネイルグルー)」でネイルチップをつける、ということをしたおかげで、なかなか自力でチップを外すことができず、1週間は持ちました。
そしてその1週間後のネイルチップが取れてしまった状態の爪を見たところ、今まで見たことのない爪の長さになっていました!
※といってもまだまだ深爪で、重度→中度になった程度です。
重度から進歩したことに感動し、この時から1年ほどはネイルチップ戦略を続けました。
しかし、やはりネイルチップの接着面となる爪の土台がないせいで、1本また1本とすぐ取れてしまうんですよね。そのネイルチップをつけている期間と、つけていない期間を繰り返した結果、面倒くさくなってやめてしまいました。
何より、接着剤でつけていた指からネイルチップが取れてしまった後の、爪に残った接着剤の除去がかなり大変でした。
また深爪すぎるあまり、チップと爪の間に隙間が多く、そこに汚れがすごく溜まり、爪楊枝なのでのお掃除も大変でした。衛生面でもよろしくなかったですね。
これだけやってもダメだったのにどうやって治せたのか

これまでたくさん深爪をなおす方法をネットで情報を調べ、まずはやってみる!ということで、いろいろ試しても長続きせずで、ほとんど諦めていた私ででした。
そんな中である日、「ジェルネイルをのせる」という方法を見つけました。しかし、ジェルネイルを自分でやるには、キット・材料を揃えるためにある程度のまとまったお金が必要だということがわかりました。何より知識もなかったので・・・。
成功するかわからないものにそこまでのお金を払うことに躊躇した私は、ここまできたら・・・と勇気を出してネイルサロンに行くことを決意しました。
ネイルサロンでジェルネイルを経験
予約したからには覚悟を決めるしかないと思い、なるべく爪を触らないいじらないと気をつけて生活していました。
やはり、人に爪を見せるのは恥ずかしいので、できる限り爪を触るのを我慢して伸ばせるだけ伸ばせるようにしようと。
その結果、ネイルサロンに行った当日は、ネイルベッドの半分くらいまでは爪がある状態になっていました。
そんなこんなで迎えた当日。ネイルサロンスタッフの反応はとても意外なものでした。
当日、私の爪を見たスタッフの説明は
- 深爪さんだね(見慣れているようなあっさりとした感じで)
- 短いからジェルはのせられるけど、すぐ剥がれてしまう可能性がある
- それでもよければ施術可能
というものでした。
もちろんせっかくここまで覚悟を持ってきたので、施術してもらえるのならお願いしたいと伝え、お願いました。
ジェルネイルは2週間で取れてきてしまった
ジェルネイル施術後の爪は、ぷっくり艶々した爪になっていて、深爪なのでぜんぜんきれいとは程遠いものの、元の状態よりは全然マシ、といった状態でした。
何より、ジェルネイルをハードジェルで仕上げてもらっていたことで、爪をかんでも、自爪には影響がない状態でした。
そのため、ジェルは取れてしまったものの、ジェルが取れてしまった爪を見てみると、ネイルベッドの7割ほどにまで爪が伸びていました!!
それを見た私は、これをこのまま続ければ、深爪を治せると思い、引き続きネイルサロンに通うことを決意しました。
その後、深爪矯正を経験
2回目のネイルサロン予約は、実はジェルネイルメニューの予約ではないのです。
ジェルネイルも1回の費用が結構かかるので、予約を躊躇していたところ、偶然前回ジェルネイルを施術してもらったサロンから連絡をいただきました。
内容としては、深爪矯正メニューを取り扱いからモニターになってくれないか、というものでした。
深爪を治したい私としては思っても見なかったありがたいお話で、もちろんイエスで返答し、次の予約をさせていただきました。
2回目のネイルサロン訪問では、前回聞けなかったこともいろいろ聞けました。
具体的には
- このネイルサロンに通っているお客様の中でも深爪の人は結構いる
- その中でも私はトップクラスの深爪だということ
- そんな私の爪でも深爪矯正はできる、行ってもらえる
ということでした。
今までネイルサロンは、きれいな爪の人が行くところ、と思っていました。
そのため、自分には関係のない世界だと思っていたので、深爪の人が私以外にもいるということを知れてちょっと安心したと同時に、ネイルサロンに行ってよかったなって思いました。
そして何より、特に一番最後の「この重度な状態でもできる」ということにとても驚きました。
アクリルスカルプチュアで人工爪の形成
この時行っていただいた深爪矯正メニューとは、前回のジェルネイルではなく「アクリルスカルプチュアで人工爪の形成」というものでした。
アクリルスカルプチュアはジェルネイルと比べ、「きれいに長さ出しがしやすい」、「強度が強い」、「自爪に近い形・色で形成できる」とのことでした。
前回のジェルネイル時は長さだしはなかったので、このアクリルスカルプチュアの長さだしがどんな風になるのかドキドキだったのですが・・・
なんと、指先まで爪(人工爪)がある状態に仕上げていただけました!
なお、アクリルスカルプチュアは専用の柔らかいミクスチュアボウルを使うため、ネイルチップと違い、隙間が全然出来ませんでした。
イメージとしては、形が自由な、自分専用のオーダーメイドのネイルチップのような仕上がりでした。
2週間後に再度ネイルサロンへ
私の場合、爪がないので接地面がほとんどなく、アクリルスカルプチュアが他の人より早く取れてしまうとの説明を受けました。
そのため、浮いてきたらすぐネイルサロンへ、という生活を約3ヶ月繰り返しました。
通い始めて3ヶ月経過した時の自爪
そろそろ、自爪が伸びてきているはず、との説明を受けながらアクリルスカルプチュアをはずしてくれました。
その外した後の自爪は
なんと指先まで爪がありました!!
今まで見たことがない光景が目の前にあり、言葉にならない感動の瞬間でした。
ずっと担当してくださっていたネイルサロンスタッフの方も、「深爪だったから気づかなかったけど、ちゃんと伸ばしたら、きれいな大きな長い爪だね」といってくださいました。
私も知らなかった事実を知った瞬間でもありました。
その後も通い続け半年経過
自爪が見違えるほど伸びたものの、元の爪が斜めになっていた影響で一番短い部分がまだきれいに伸びきっていない、ということで、その後も通いました。
その間は、長くなり過ぎたところはやすりで調整し、短いところの長さが追いつくのを待つ。しかし何もつけていないとまた深爪になってしまうため、ジェルネイルで補強、という内容でした。
ジェルネイルで補強といっても実際にカラージェルを塗ってもらい、時にはフレンチネイルなど、かわいいネイルデザインをおこなってくれました。
深爪が治った後もジェルネイルのためにネイルサロンへ
深爪は治ったものの、やはり爪をいじってしまう癖は治らず、ジェルネイルがついていないと爪が裂けてしまいまた深爪に戻る。ということが数回あり、そうならないために、ジェルネイルが剥がれたらすぐネイルサロンへ通うようにしました。
深爪を治したい方へ
確実に短期で治すなら、勇気を出してネイルサロンの深爪矯正を
ネルサロンでの深爪矯正というのは人に自分の爪を見せることが必須になります。しかし、深爪というコンプレックスを人に見せるのは、最初の一歩を踏み出す勇気がいりますよね。
実際に私がそうでした。汚いとか思われたらどうしよう、とか、思ってしまいますよね。
でも、ネイルサロンのスタッフの方は日々たくさんのお客様の爪を見ています。本当に色々な爪の方がいるといっていました。
私のお世話になったサロンのスタッフの方は、私の爪が伸びていくことを一緒に楽しんでくださる方でした。
確実に短期で治すなら、勇気を出してネイルサロンでカウンセリングを行ってもらうことをオススメします。
なるべくお金をかけずに治したい方は、自力で治す方法も
ネイルサロンはやはりハードルが高い、という方は、まずは自力で治す方法も試してみましょう。
いつまでに深爪を治したいという期限が迫っていない場合は、まずは自力でチャレンジし、何をやってもダメだった、という時にネイルサロンに行くのでも遅くないかもしれません。
深爪を克服できてよかった
深爪矯正メニューで通っている間、毎回爪が伸びていくのを実感でき楽しかったです。
爪がきれいになったことで、もう人前でグーの状態でいることも、机の下に手を隠すことも、私がパソコンのマウスを触っているときに感じていた周りの人の指先への視線もなくなりました。
それどころか爪が伸びると、指も長く見えるんですよね。
深爪は爪が横に広がりすぎてしまっているので、ちゃんと矯正すると爪が縦長になります。
その結果、「手がとてもきれい」といってもらえることがとても多くなり、自分の手に自信が持てるようになりました。
もうすっかり人前で手を出すのが恥ずかしくなくなり、指輪を堂々と買いに行けます。
今では友人とネイル話もできるようになりました♪